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東京医科歯科大学大学院小児歯科学分野と小児歯科外来のご紹介

分野長・外来科長からのご挨拶

東京医科歯科大学に日本で初めて小児歯科学講座が開設された1956年5月から62年が経過しました。

いま、日本の子どもたちにふさわしい医療、予防の在り方は、より高品質であることが求められています。

小児歯科学教室の成員は進取の精神で常に時代を先取りして、国内外において指導的な立場で活躍する人材の輩出を行って参りました。日本の子どもたちの健全な口腔作りを通じて、健康と幸福に世界一寄与することを小児歯科学分野は目指します。たとえ外国が作った大学ランキングが、わが東京医科歯科大学を高く評価しても、彼らは本学の真の意義を測る指標をもちません。また、日本人の子供観に寄り添った歯科医療は、世界標準では得られません。

歯科疾患の多くは予防可能です。中でも小児歯科は、人生の早い時期において歯科疾患を阻止する予防的診療科です。しかし、外傷や先天性異常は予防しにくいため、速やかで適切な治療が重要です。つまり、子どもが健康な大人の歯、歯並び、咬合わせになるように、歯と口の異常や病気を予防するか、早期に発見して治療し、正常な発育過程をたどれるように誘導するのが小児歯科の役割です。したがって、歯や口の病気がある子どもはもちろんですが、病気が無いうちから受診していただき、私たちスタッフが健康管理をしながら発育過程を見守り、手助けします。

小児歯科スタッフは、小児科病棟へ定期往診し、NICU,ICU,学内保育園もふくめ、学内ですごす小児の口腔が健全に保たれるよう努めています。また、虐待児に対応する児童安全保護委員会、バイオリソースセンター、先端歯科治療センター、最先端歯科医学研究プロジェクトで、分野スタッフは活躍しています。

小児歯科外来では、小児のための歯と口の治療と予防の全てを扱っています小児歯科医は、子どもの気持ちを子どもの立場に立って考え、痛みや不安を取り除くために出来る限りの努力をしています。しかし、小さすぎてこれらの努力が奏効しない場合もありえます。それでも、必要な治療は必ず行います。

                                         
宮新 美智世